金銀錯嵌珠龍文鉄鏡は曹操から送られた鉄鏡だった?

 中国の文献曹操記には、金と銀で装飾された鉄鏡は皇帝が所持、銀で装飾された鉄鏡はお妃、鉄鏡は皇太子という位によって違った事を記述される。しかし中国でこのクラスの鉄鏡はいまだ発見されていない。何故日田から出土したのだろうか?。高島忠平先生や前九州国立博物館の赤司氏は『魏志』の二回目に注目している。一回目は銅鏡だと記述されるか二回目場合は「鏡」という記述しかないのでその可能性を秘めている。

金銀錯嵌珠龍文鉄鏡は天照大神の八咫の鏡?

 邪馬台国論争は九州説と畿内説に分けられるが、九州説の大きな物証としてこれから注目される。また江戸時代の国学者、平田篤胤と飯田武郷は「八咫の鏡」は「鉄鏡」だという説を述べている。その理由は『日本書紀』での八咫の鏡は銅から作られたとあるが『古事記』では鉄から作られたとあり、『古事記』を信用する。

吹上遺跡の謎

  日田、吹上遺跡出土品 国の重文指定  大分合同新聞社より

日田市の吹上遺跡から出土した甕棺墓(かめかんぼ)から見つかった副葬品。下にあるのが成人男性の装身具とされるゴホウラ製貝輪, 日田市の吹上遺跡から出土した甕棺墓(かめかんぼ)から見つかった副葬品。下にあるのが成人男性の装身具とされるゴホウラ製貝輪(日田市提供)

国の文化審議会(西原鈴子会長)は19日、日田市小迫の吹上遺跡から出土した銅剣や貝輪などの装飾品、甕棺墓(かめかんぼ)など計577点を含む38件を重要文化財に指定するように答申した。県内の重要文化財は76件目。考古資料としては3件目で、発掘調査による出土品で指定を受けるのは初めて
 吹上遺跡は市北部の吹上原台地に所在し、県史跡に指定されている。1995年度の調査で、弥生時代(紀元前3世紀~1世紀)の有力者の墓とされる甕棺墓7基、木棺墓(もっかんぼ)3基が見つかった。
 墓から銅剣や銅戈(どうか)などの武器類、貝輪、勾玉(まがたま)などの装飾品が出土した。珍しいのは人骨に着装した状態で見つかった貝輪。ゴホウラ製貝輪15点は成人男性、イモガイ製貝輪17点は成人女性のものとみられ、当時の人々が性別で装飾品を使い分けたことを裏付ける珍しい資料という。
日田市の合原多賀雄教育長は「日田の歴史の奥深さが認められ、非常に名誉」と話している。

日田の古代史年表

 旧石器時代

 長者原遺跡・平野遺跡・田代遺跡・千倉遺跡・松野原遺跡・柴尾遺跡

縄文時代

 長者原遺跡・小迫辻原遣跡・穴原遣跡・萩尾遺跡・吹上遺跡・松野原遣跡・内河野遣跡 大部遺跡・隈山遺跡・
 若八幡神社遺跡


弥生時代

 吹上遺跡、前期から後期に及ぶ土器片等出土。竪穴式住居跡・組合式石棺・土壙墓等が発椙される。

・朝日宮ノ原遺跡、前期から後期に及ぶ土器等出土。竪穴式住居跡・甕棺墓・組合式石棺等が発掘される。

・小迫辻原遺跡 前期から後期に及ぶ土器等が出土。竪穴式住居跡・甕棺墓等が発掘される。

・早場遣跡 組合式石棺・甕棺墓等が出土。箱式石棺から後漢時代の方格規矩鏡出土する。

・早場第二遺跡甕棺等が出土する。

・平島遣跡 後期後半の環溝、竪穴式住居跡が出土。他地での環溝集落が形成されている。

・小迫辻原遺跡 二基の環壕居館跡がつくられる。

4世紀

・城山古墳 前方後円墳

・楽師堂山古墳 円墳で円筒埴翰が出土。

5世紀~6世紀

・ダンワラ古墳 金銀錯嵌珠竜文鉄鏡出土。

・姫塚古墳 蛇行剣が出土。

・平島遺跡 カマドを有する竪穴式住居跡が出土。

・成務天皇の時代 比多国造が置かれ止波足泥(鳥羽宿禰)といい、会所宮に居住する。

・法恩寺山古墳 変形五獣鏡・勾玉・直刀・雲珠等、が出土。四号墳に同心円文などが描かれる。

7世紀

・欽明天皇の時代 日下部君等の祖。邑阿自が靫部して仕える。

・ガランドヤ古墳群 馬具・直刀・鏡・須恵器等が出土。舟や人物等が描かれる。

・穴観音古墳 舟・人物・同心円文等が描かれる。

・夕田・水目・刃連・慈眼山・月隈・星隈・藤山こ池辺等に横穴古墳がつくられる

・聖徳太子摂政となる

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